リックディアス

バンダイ 1/100 MGリックディアス使用

製作・文   J.J.

☆ J.J.です。仮組みをしようとしてパーツをはめたらとれません!!

これがスナップフィットとゆーものなんですね。実はガンプラを作るのは初代1/100のドム
を作って以来なんで22年ぶりくらいになります。なんか、最近のキットってすごいですよね!
パチパチはめていけば色を塗らなくてもできちゃうんですから。ずっと昔のキットばかりを改
造して作ってたので、合わせ目の箇所が劇的に少なくなってることにすら感動してしまいま
す。

今回、Ζの劇場版公開に合わせるカタチで、Ζコンペを開催することになったのですが、何
を作る?というときに、真っ先にリックディアスに決めました。ぼくはガンダム系のMSよりは
ジオン系のMSの方がデザイン的に好きなんですよねぇ。特に、ΖのMSの中ではガルバル
ディβと並んでリックディアスがお気に入りです。ガルバルディは旧キットしかないんで、MG
風に改造しようかな、とも思ったんですが、せっかくなんでこういう機会にMG初トライしてみ
よう!という事になった次第です。

初めに書いたように、仮組みをするとバラすのに苦労するんで、完成写真を参考に構想を練
ることにします。

・・・と、全体のバランスはかなりいい、と。細かい部分もよくできてるな、と。手を加える部分
がほとんど無い・・・。なんかつまらんが、たまにはこういうキットもいいかなぁ。出来のいいキ
ットを作ったことがあまりないので、ちょっと拍子抜けです。

■ ポイント

上記のように、改造すべき部分がほとんど見当たらない。何かとアラを探せばいろいろあるん
でしょうけど、ヘタにいじりだすと収拾が付かなくなるので今回は塗装重視でいくことにしました。
それでも100%素組みでは芸が無いので、何かないかと探したところ・・・

1.バズーカ、バルカンファランクスの銃口を開ける

こ、これだけ・・・。
ホントにこれくらいしかやる事が無いんです。すばらしいですよねぇ!

ただ、パーツを一つ一つ見てみると、ほとんどのパーツの、しかも目立つ部分にパーティングラ
インがあります。これらを全部処理しなければなりません。それと目立つ部分のヒケも気になる。
それと、このキットはフレームを作ってから装甲を付けていくようになってるんですけど、そのフ
レームや、関節、内部メカ(?)が結構見えるようなデザインです。フレームもきちんと塗らないと
完成後にガッカリするんで、ここは注意です。

まぁそんな感じで、とりあえず完成見本よりはカッコよく作ろう!を目標に製作開始!

■ 下準備

まず、関節とフレーム部分から。パーツを切り出して、一つ一つゲート跡とパーティングラインをひ
たすらヤスリがけ。
そしてバズーカ、バルカンファランクスの銃口にドリルで穴を開けます。

で、サフを吹くわけですが、サフを吹くといたるところにヒケが・・・。
ヒケの処理はサフを吹いた面を600番のペーパーがけで簡単にできるんですが、こんな目立つ
部分のヒケはどーかと思いますよね。




そんな感じでコツコツやっていたら、問題が・・・。
ウデのパーツには浅いモールドがあるんですが、そのド真ん中にパーティングラインが!
モールドが浅いため、軽くペーパーをかけただけでも消えてしまいます。

これはもうどーしようもなんで、仕方なくこのモールドをプラ板で作ることにしました。(やっと
製作記事っぽくなってきた)
最初は下図の左のように1枚ずつ、と思ったんですが、小さいんでどうしても同じ形にならず、
やむなく1枚成形にして、お茶を濁しました。

さらにグッタリくるのが指のパーツ。このキットは全部の指が可動するんですが、指のパー
ツは左右で18個。そして、ただでさえ小さいコイツら全部にパーティングラインが・・・。
はー。今回の制作で一番ツラい作業でした。(涙)

■ 塗装

全てのパーツの下準備を終えて、ようやく塗装です。
まずは関節からですが、完成写真を見ると、肘の関節、動力パイプなどが全て指と同じ色に
なってます。なワケないでしょ・・・と塗り分けましたが、これらは一体成形になっているんで、
結構大変です。
フレームと関節、内部のメカ類はベースグレーの塗りっぱなしでごまかすことにして、パイプ
類はキチンと塗り分けます。

グレーの部分はMAX塗りです。ベースグレーを吹いて、色を乗せていきます。

■ さらに一工夫  〜SGK〜

順調にいくかと思いきやまたまた問題が。
MAX塗りはホワイト、ライトグレーみたいな隠ぺい力の低い色や彩度の低い色をベースグ
レーに乗せるとキレイなんですが、逆に隠ぺい力、彩度の高い色の場合はなかなかいいカ
ンジにいきません。メインカラーのレッドを吹いたときもやはりそうで、どうやっても赤というよ
り茶色になってしまいます。こういう場合、サフに直接色を乗せて、シャドーを吹くんでしょう
が、なんかいい方法はないかなぁと考えました。(シャドーの色を作るのが面倒だった)
で、思いついたのが、ベースグレーをシャドーを吹くべき部分にのみ吹き、下地をグラデー
ションにしてしまおう、という方法。試しにやってみると・・・、なかなかです!

この方法なら、エッジ部分はより自然に、赤い部分はより鮮明に、吹き加減の調節も簡単
にできます。これはいいっ!「SGK」(下地からグラデーション攻撃)と名づけよう!!
すでに誰かやってたりして・・・。まあいいや。新技の発見に感動しつつ、ブラウン、レッドの
部分はすべてこの方法で塗装しました。

モビルスーツって設計図のとおりのカラーだとどうしてもオモチャみたいに見えるんで、メイ
ンの赤は、モンザレッドにレッドを足して、ブラックではなく、メタルブラックを混ぜてみました。
多少重量感がでてると思います。

■ 仕上げ

塗装ができたらデカールを貼りますが、このドライデカールってのはホントにやっかいですね。
面に付かないわ台紙から剥がれないわで、イライラしっぱなし。大まかな所にだけ貼って、
終了です。シールは無いほうがいいかな、と思い、貼ってません。

デカールを貼ったら、トップコート。クリアに少しフラットベースを混ぜて、全体に吹きます。
そしてスミ入れして、全体のチェック。各パーツの色味のバラつきなどを調整して完成です。

■ オマケ

モノアイのレンズを取り付ける部分に、銀の
シールをパンチプライヤーで抜いたモノを貼っ
てあります。こうすることで、奥行きが出るの
と、ライトが当たるとなんとな〜く光ります。

■ 完成

どうにか締め切りに間に合いました。デカいですよね〜。初めにも書きましたが、最近のガン
プラってホントにすごいですよ!スナップフィットも賛否両論あるようですが、これもアリかな、
と思います。あの「パチン!」はクセになりそうです。
エアブラシもだいぶ慣れて、もう筆を使うのと同じ感覚で使えます。塗料の濃さと、エア圧がキ
モですね!

さて、次回作なんですが、Ζ系をもう一丁!といきたいとこなんですが、ボトムズのブックレッ
トに向けて製作中のマーシィをやっつけないといけないので、まずはそっちを仕上げます。余
力があれば、1/100でなんかつくりたいですね。ガルバルディとか・・・。   では!!!